ソメイヨシノやオオシマザクラがすっかり葉桜化した現在、ふと気が付くと、〈ゆうゆう〉誌の最新号に詳しい紹介のあった由緒ある「ウワミズザクラ」が開花していました。
場所は3号館南側、クスノキの大木や周囲の樹々間に隠れて、通りからはその全容を捉えることは困難ですが、5階から俯瞰すると中庭の東端、外周道路沿いにその位置を確認することができます。
縦横に伸びた枝上に密集した特有の白い花群、普通の桜の花とは程遠い形状ですが、間違いなくバラ科、サクラ属の植物です。
試みにネット検索すると、ウワミズサクラの名は「上溝桜」に由来したもの、そして上溝とは、この材の上面に溝を彫り亀甲を焼いて吉兆を占ったこと、或いは、木の表面に溝が多いことを意味する、とありました。
(コミュニティ特派員:U)
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