佐倉と〈里〉の四季: 2018年8月アーカイブ

佐倉ゆうゆうの里に隣接する堀田邸を今に残した最後の佐倉藩主は百日紅がお気に入りだったようです。堀田邸庭園の東側一帯を占めながら、梅や桜の季節には緑一色のまま目立たなかった百日紅が、夏の盛りから一斉に花開き夏の代表的花木として一挙にその存在感を示しています。本数にして優に10数本を超えるかなりの巨木が立ち並び、咲いては散り、散っては咲いてその勢いは当分衰えを見せません。

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 "先へ枝先へ花百日紅"(星野立子)

因みに、この里にも各号館の間やレストラン前の中庭にも何本かの百日紅が植わっていますが、花の色はすべて淡紅色、こちらでは葉を落とした後もすべすべした曲がりくねった幹の風情を間近に眺めることができます。

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-2018年8月ー
(コミュニティセンター特派員 U)

この度、レストラン前の中庭が、従来の姿を一新し、すっきりしたデザインの魅力あるガーデンに変貌しました。先ず前面には、光を採り入れるための白砂の空間、次に岩の間を流れる清流、そして、アヤメ科と思われ植物が群生する岸辺が出現しました。またその奥の歩道脇にはお花畑の一画が設けられています。

ueda niwa無題.jpg更に、新しく敷かれた白い2本の歩道が交わる中央のテラスには瀟洒なテーブルと椅子が配置されています。ここは、折々のコンサートに好適な演奏場所を提供する他、春の桜吹雪、夏の緑陰、秋の木漏れ日を楽しむ格好の休息所となります。
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 ―2018年8月―

(コミュニティセンター特派員 U)
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