佐倉は、元11万石の城下町で数多くのお寺がある。堀田佐倉城主墓所もあって、毎月10日には金毘羅縁日で賑わっています。
今回紹介するのは、佐倉〈ゆうゆうの里〉の居住者なら、聞いたことがあるかと思いますが(室内では?廊下なら必ず聞けます)、毎日午後12時5分前頃から、ここより徒歩約6~7分のところの「教安寺(浄土宗)」の梵鐘がゴ~~ンと聞こえます。
秋の頃に聞くと、子供の頃歌った♪夕焼け小焼け♪を思い出し何となく郷愁を誘います。
なお、この梵鐘の音は、今時の電磁式かと思っていたら、そうではなく人力で鐘を撞いていました。下図写真をご覧下さい。
バス通りからの教安寺の入口です。
そんなに大きくはありませんが、これが本堂です。
鐘を撞いていたのは、住職のお孫さんでしょうか、小学生4年~5年生くらいの男の子でした。学校が休みで手伝わされたようです。偉い!
彼の話では、撞き方は、初めに一つ、続いて九つを撞いて、最後に一つ撞いて合掌して終わるとのことです。
なお、昔は朝と昼に撞いていたが、今では昼のみだそうです。
【梵鐘のズーム写真】
宝歴10年に鋳造されたが数回に渡る変還を経て(説明板の解説を調べたら変還説明年代が不正確)、現在のものは、教安寺創建350年を慶祝して昭和52年3月に鋳造されたとある。
境内の【金剛地蔵菩薩坐像】
享保6年(1721)造立
説明板では、平成20年9月1日佐倉市指定文化財となっていました。
(入居者 anarogu)
いつもブログ楽しく拝見させていただいてます。
ずっと気になっていたのですが、あの鐘の音の正体は、
教安寺だったんですね。
今度実際に行ってみたいと思います。
いつも楽しくブログを読ませて頂いております。
教安寺は、佐倉小学校からの帰り道に娘と一緒によく立ち寄っていました。息子さんも立派ですね。
夕方、日が暮れる時間帯なので、♪夕焼け小焼け♪私も思い出します。
普段、気に掛けることなく生活している場所でも調べたり、足を運んでみるといろいろなことが分かりますね。
「灯台もと暗し」
私も見習いたいと思います。ありがとうございます。