私の故郷"指宿(いぶすき)"を紹介します。薩摩半島の南端にある指宿温泉の名で知られる、観光の街です。
温和な気候から「日本のハワイ」を自称しており、観光促進と冷房節約の観点から、毎年アロハシャツを公用服として着用しています。
薩摩藩島津家の領主が湯治に使っていたという「殿様湯」は現在も残っています。
市内どこでも1m掘ればお湯が湧き出る、と言われるほど湯量は豊富。実際、海岸などを掘ると熱い蒸気が噴出するところがあります。これを利用したのが砂蒸し風呂です。
また、池田湖は九州最大のカルデラ湖で1978年に「この湖で怪獣を見た」との情報があり、イギリス・ネス湖のネッシーにちなんで「イッシー」と名付けられました。
(指宿観光協会ホームページ から一部抜粋)
この地を離れたのはもう60年前になります。折に触れ、この自然豊かな故郷に抱かれる度に、原点に立ち返りました。幾度となくこの地を踏みしめてきましたが、そろそろ身体的に難しくなってきたのを感じ、今回実姉の見舞いを兼ねて、最後になるかもしれない故郷に、5月に3泊4日の予定で行って参りました。60年前から自然は変わっていませんが(自分の写った)写真を見ると年月が流れたのを感じます。
"我が故郷"にぜひ皆様、一度足をお運びください。 (入居者 M.S)
M.Sさんのお若いときの(いまでも若いが)惚れぼれするような好男子ぶり。指宿のお生まれとは知りませんでした。
指宿といえば薩摩半島、薩摩半島といえば戦争末期の特攻基地の知覧で有名です。私の友人にも知覧から飛び立った者がいて、今だから言えますが幸運にもエンジン不調で途中から戻って死を免れました。
その彼が、「悲壮な気持ちで『開聞岳』を見ながら沖縄へ向かった」、と語ったことを思い出しました。」その彼も今86歳で元気で毎月会いビールを飲み交わしています。
少々暗いコメントで失礼しました。