丘陵地に築かれた佐倉

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(クリックすると大きな画像が表示されます)

現在の佐倉市は、もともと下総の洪積丘陵の上に築かれた集落に始まると云われていますが、上図の丘陵は一体佐倉のどのあたりでしょうか?そうです。左端に見える高い塔が印旛合同庁舎の鉄塔ですから、南南東から見たこの丘陵の正面内部には、左から特養さくら苑、浅間神社、厚生園,旧堀田邸と続き「佐倉ゆうゆうの里」は右端の紅葉した部分の奥にあります。この写真は、何枚かの写真をつなぎあわせたパノラマ写真なので中央部が少しふくれて見えます。、手前に見える橋の架っているのが鹿島川です。この丘陵台地に住む「ゆうゆうの里」の住人は、徒歩やバスで京成南口、JR佐倉に行き来するとおぼろげながらも、自分たちの住居が高台にあると感じますが、それが事実であることをはっきり示してくれるのが、さえぎるもの一つないこの地点からの眺望です。

 因みに、ゆうゆうの里からこの場所に来るには二通りの道筋があります。一つは2号館東詰めの出入り口から出て、西方向に下る木漏れ日の美しい細道です。

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もう一つは、旧堀田邸の庭園の南詰めから、階段の代わりに丸太を枕木状に敷いた坂道です。坂道を降りきった所で木漏れ日道の延長である少しばかり幅の広い道と合流します。

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合流した道を更に西に進むと、ジョナサンとトンカツ料理店の間に直角に南方向に向かう土道があり、そこを行き着いたところが、上図の鹿島川べりです。 

 といっても、こうした道は高齢者にお薦めできる散歩道では決してありません。木漏れ日道はほとんど人通りがなく、枕木道は、よほど注意をしないと躓く恐れがあります。また、ジョナサン脇道を抜けると直ぐそこは信号のない296号線です。

 以上、古代人の生活を彷彿とさせる佐倉の丘陵を望む地点をご紹介した機会に、ご存知の方も多いと思いますが、あえてこの地点へのルートに言及しました。


(入居者 コミュニティ特派員 U)


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