佐倉〈ゆうゆうの里〉では、食堂前中庭の柿の木が毎年色鮮やかな多数の実をつけ、里の住民は居ながらにして柿の秋を満喫できます。ところが、今年はどうした巡り合わせか実の数がかなり不足しています。
そこで里の外に柿の赤を求めんと、東南角の出入り口から東中学前に向かう小径に出て左手奥を眺めると、すでに葉を落とした枯れ枝に残っている木守柿が目に映りました。次いで、東中学前から三谷家住宅までのバス道路を歩いてみたところ、柿のある人家は僅かに2軒に止まりました。最近では柿の木の代わりに山茶花、百日紅などの花木の類を植える家が多くなっています。そんな中、塀越しに秋の空に映える、このA・B2軒の見事な柿の実は歩行者を暫し立ち止まらせずには置きません。
A
B
次は「ゆうゆうの里」の住民には見覚えのある柿の木です。
彼等が足繁く通う場所、〈スーパーいなげや〉の入り口にある柿の木です。平素は目に止まることもない小木ながら秋には毎年精一杯実をつけることにより、いささかなりとも集客に貢献しようとしているかに見えます。
―10月22日・28日―
(コミュニティ担当 特派員 U)
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