新春ピアノコンサートを行いました。
演奏者は鶴賀香苗さん。長年海外で演奏活動されてきた実力派のピアニスト。T様のご縁あり新春コンサートでの演奏が実現しました。
実は6日に「フジコ・ヘミングの時間」というドキメンタリーを上映したところ皆様、映画の中のフジコが演奏するピアノの演奏にうっとり。
その中でフジコ・ヘミングは「私のラ・カンパネラは誰にも弾けない。キャリアと思いが違う」と言っていました。
そんな訳で、私たちはかなりの期待でこのコンサートを待ちわびていました。身近でラ・カンパネラが聴けるのですから...。
インフルエンザの流行と市民音楽ホールのウィーンシュトラウスフェスティバルオーケストラ(ニューイヤーコンサート)のダブルパンチで来場者も少ないのか...と心配しましたが、90名という多くのご入居者が聴きに来られました。
ショパンの「木枯らし」で盛り上がり、リストの「愛の夢」とラストの「ラ・カンパネラ」では拍手喝采。アンコールの「花は咲く」ではあまりの美しい音色に涙するご入居者が多く見受けられました。
ご多分に漏れず私たちスタッフの目にも涙が...。
30周年記念に寄贈されたピアノの音色は、会場にいる全ての人の心に染み入りました。U様、T様有難うございました。
(コミュニティ担当職員)
コメントする