終活で見つかった新聞記事

終活の一環として書類の片づけをしていたところ、懐かしいものが出てきたと‟昭和20年8月16日付けの毎日新聞"を職員の方に見てもらいました。終戦の日の翌日の新聞にあたります。
20200814.JPGこの新聞を職員の方が、コミュニティ前に掲示したところ、皆様足をとめ、ご覧になっていたそうです。今年100歳になられたO様が「ちょうど兵隊に行ったころだな」「あの時を思い出すよ」と記事の内容について詳しくお話くださったようです。
2020081401 (1).JPG
この当時の新聞は‟右から左へ"ではなく、‟左から右へ"読み進めますが、慣れない私たちは読むのに四苦八苦、O様はよくご存じで慣れた様子でした。片付けをしてみると、懐かしいものが出てくるものですね。明日は当時大変な思いをされた方々を心から偲びたいものです。
(入居者:M様)

コメント(1)

よくも保存されていたもの、貴重な新聞です。
8月15日の天皇の放送は雑音多く聞き取れなかったが、何故か「偲びがたきを偲び、耐えがたきを耐え」は聞き取れて、戦争遂行発揮を!と勘違いしたものです。

翌日敗戦を知り、みんな虚脱状態でした。
村の長老が「ソ連軍が前の川(我が家の前に流れる)を登ってきて、村の女たちを辱める」と言っていたことを、真面目になって聞いていたことが思い出されます。

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