前日の10月1日は旧暦の8月15日、この夜の月は中秋の名月と呼ばれるのにふさわしい美しい月でしたが、中秋の名月は必ずしも天文学的な満月ではないと云われており、今回も実際の満月は1日遅れの10月2日の月でした。そう云われてみて両者を比較すると、月の左側面とウサギの下半身との間の開きが1日では未だ狭く、2日になって少し広がっていることに気が付きます。
(3号館5階東詰より撮影。月の出後少しの間月の色は紅く見えます。)
10月1日 19時33分 月の出17時27分
10月2日 18時1分 月の出17時53分
つまり、新月⇒三日月⇒上弦の月へ、頭から徐々に姿を現したウサギの全身が、余裕をもって月の円形内に収まった時点が満月です。
ー補足画像ー
10月2日 17時55分 月の出17時53分
月の出の方位はほぼ真東の約88度
(コミュニティ特派員:U)
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