2020年3月アーカイブ
佐倉<ゆうゆうの里>のメインロード「桜並木通り」のソメイヨシノは、3月22日ごろから蕾が一斉に開き始め25日には満開に至りました。これは、中庭のソメイヨシノと同じく、記録的な早さであったと思われます。ただ、今年は思いがけないコロナウイルス騒動の余波を受けて例年の花見の会が自粛されたのに伴い、夜桜用の提灯掛けも中止されました。とはいえ、サクラの花を眺めるには提灯は本来無用です。
ゆうゆうの里の正門を入り桜並木通りに進む道路の右手沿いにも数本のソメイヨシノがあります。これまでその背後にある樟の大木の陰に隠れた存在でしたが、この度
この樟が大幅に剪定された結果、俄かに前面に姿を現しました。今後の大きな成長が期待されます。
並木通りの裏、泉水池側に回ってみると桜の木の強い生命力に触れた思いがします。梅は切っても桜は切るなと云われながらも、表の歩道側では整枝の必要上枝を切られた桜の木は、裏側では失った枝を取り戻さんばかりの勢いで沢山の花をつけた新しい枝を横に張っています。
満開の桜の下を歩く人々は、いずれも時折足を止め感嘆の面持ちで近くの小枝、頭上の梢に目を注いでいます。
(付け足し)
2020年3月25日現在の佐倉<ゆうゆうの里>正面図です。
三月中旬のこの時期は、やがて開花するサクラを待つのみの期間になりがちですが、佐倉〈ゆうゆうの里〉里内を歩いてみると、二月から咲いているツバキやミモザ以外にも幾つかの花々を目にすることができます。以下、自分なりに歩いた範囲内で出会った花々を少数ながら記録しておきます。
2号館食堂の南側にある
ジンチョウゲは、
枝先についた手毬状の多数の
紅い蕾が悉く淡紅色に
開花しています。
2号館東部の中庭には大小のアシビの灌木が植わっていることは承知していましたが、一斉に花をつけた今、改めてその数の多さに気付きました。より近くで観察すれば、白く小さなつぼ状の花が幾つも連なったアシビの花房特有の美しさを満喫できます。
1,2号館を結ぶ通路沿いには数本のトサミズキがあります。トサミズキの花が葉に先立って開くと人々は俄かに春の息吹を感じます。花の色はミモザや蝋梅、菜の花と同じ春を告げる淡黄色、花弁は多からず少なからずの5弁です。
<佐倉ゆうゆうの里〉に隣接する旧堀田邸の梅林の中、白梅の散り敷く小径を通り抜け、日産厚生園病院を右手に右折、左折すると、3月に入ったばかりの此の時期に早くも咲き揃った2本の桜に出会うことができます。少し離れた場所からは見落としがちなこの桜の名は奥が寒緋桜、手前は河津桜かと思われます。河津桜はすでに2月末には満開に達し、今では淡紅色の花の中から瑞々しい若葉の先端が出始めています。一方の寒緋桜は、大きく膨らみ満を持していた蕾が3月を期して一斉に綻び、現在は文字通り緋の色一色に開花しています。
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