2019年5月アーカイブ
2号館レストランにて、食事中のひとこまです。過日こんなことがありました。
私の近くの席にいた入居者の携帯電話が鳴りました。
丁度その時、2人の職員が私からそれぞれ約3メートル離れた位置で、1人はテーブル配膳で、もう1人は車椅子を押しながら近くのテーブルへと歩いていました。
その着信音で二人がタイミングを合わせたように同時に(まったく一瞬)エプロンのポケットの携帯電話に手が伸びました。
その素早い動作の一瞬を目撃した私と、視線が合い、3人とも苦笑いした次第です。動画にしたかった見事さでした。
たぶん事務所デスク等の電話対応に、即応する習性(失礼)が完全に身についている証拠になるのではなかろうかと思いました。
私の現役時代は、ケータイやスマホが無い時代で、用件で事務所から離れた際には、途中でコーヒーを飲み、息抜き出来た、のんびりとした時代でした。
現代では通信技術の発達で、職員の動向を把握し、余裕のないそれが当たり前(窮屈)になったようです。
なお、着信音に気づかない方(たまたま補聴器の着用忘れ)は悠然としていて、数回後の着信音で、ようやく電話に出ていました。
視線があった職員と記念に
(入居者:のらくろ)
「佐倉ゆうゆうの里」は、5月のこの時期、正に万緑の中に息づいています。巨木のクスノキ、大木のケヤキ、数多いサクラ、シラカシ等々の新緑が里の東南から北をぐるりと取り囲んでいます。
正門を経て南に進む「桜並木通り」は、葉桜の溢れる遊歩道に変身しています。その突き当りには、佐倉市の観光スポット、「旧堀田邸」の入り口が見えます。
堀田邸側から見て葉桜道は左右に分かれますが、右手は、サクラ、ハクモクレン、コブシ、クヌギ、ナラ、そしてケヤキ林の若葉が爆発的な勢いで大空を覆っています。因みにゆうゆうの里での"万緑叢林中紅一点"に当たるのは、所々目に入るオオムラサキツツジであると云えます。
レストラン前の中庭では桜が主木です。中庭が改装され日当たりが良くなった中、勢いを得たこの桜の息吹が感じとれます。
(コミュニティ特派員:U)
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