専門的に習ったことはありませんが、短歌が大好きで若い頃から詠んでいました。5号棟に住み替えてからは視力低下もあり、短歌から遠ざかっていました。
ところが、私の担当になった実習生が一緒に短歌を詠んでくれ、久しぶりに気持ちが華やぎました。
私が詠んだ句です。
『ひと口匙にすくいて口元へ 研修生に支えられつつ』
こちらは実習生が詠んだ句です。
『実習で訪れた里、緊張から 今は、名残惜しかな』
『誘導で握る厚い手に、95年の 歳月を見る 実習かな』
ご入居者が出された『吾亦紅』と言う短歌の本を読み、ずっと気になっていたことがあり、Sさんとお会いしたいと思っていましたが、職員さんの計らいでお話することが出来ました。
短歌の疑問より昔話に花が咲き、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
(入居者 S.F)
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