ゆうゆうコミュニティ佐倉: 2020年10月アーカイブ
夏から秋にかけて、僅か一夜のみ香り高い白色の花を咲かせるサボテン科の植物、月下美人が、3号館新聞閲覧室脇に見事に開花しました。
2号館のKさんが丹精込めて育てられたこの月下美人は、開花が近づくにつれ、膨らんだ3個の蕾が徐々に下向きから上向きに転じました。そして、右上の一個が10月12日夜には正に開花かと思われましたが、何故か動きを止めており、そのまま萎むかに見えます。
が、それを補う様に根元に近い2個目の蕾が急速に膨らみ、13日の夜、
「午後7時30分頃、蕾の先端が見る見る綻び始めたと思う間もなく、開いた白い花びらの底にある雌蕊とそれを取り囲む雄蕊が目に映った」
との知らせをいただき、遅れ馳せながら現場に急行しました。
(19時50分)
(19時54分)
この後、月下美人の開花を知った人々が訪れスマホ撮影などがありましたが、すでに時刻は午後8時を回った今、できることは暫くの間でも開花状況を見守り、それをとにかく写真の記録に残すことでした。
(20時)
(20時30分)
(20時40分)
(20時46分)
Kさんによれば、この月下美人は10時ごろまで咲き続けその後は急速に衰える、とのことでした。最後まで見届けることはできませんでしたが、かねて耳にした「艶やかながら薄命の美人」に今回出会えたのは幸いでした。
追記
10月15日午後7時半頃現場を再び訪れると、開花第1号はすでに落花、跡形もなく取り片付けられていましたが、いったん開花を諦めたかに見えた右上の蕾が、右下の蕾と一緒に大きく膨らみ、第2、第3号として刻一刻花弁を広げている最中でした。
花弁を大きく反らせようとする力が花全身に漲り、実際に花全体が揺らいでいるのを目にしたのは驚きでした。
途中経過省略、午後10時過ぎには開花の頂点に達しているのを見届けました。
(コミュニティ特派員:U)
前日の10月1日は旧暦の8月15日、この夜の月は中秋の名月と呼ばれるのにふさわしい美しい月でしたが、中秋の名月は必ずしも天文学的な満月ではないと云われており、今回も実際の満月は1日遅れの10月2日の月でした。そう云われてみて両者を比較すると、月の左側面とウサギの下半身との間の開きが1日では未だ狭く、2日になって少し広がっていることに気が付きます。
(3号館5階東詰より撮影。月の出後少しの間月の色は紅く見えます。)
10月1日 19時33分 月の出17時27分
10月2日 18時1分 月の出17時53分
つまり、新月⇒三日月⇒上弦の月へ、頭から徐々に姿を現したウサギの全身が、余裕をもって月の円形内に収まった時点が満月です。
ー補足画像ー
10月2日 17時55分 月の出17時53分
月の出の方位はほぼ真東の約88度
(コミュニティ特派員:U)
稲作の始まる前の縄文時代、日本人が米の代わりに食用としていたと聞くトチの実の実物が、過日コミュニティセンターに陳列披露されたのを契機に、この実を生じたトチの木そのものの所在を確かめるべく、10月2日佐倉<ゆうゆうの里>1号館前庭に足を運びました。
前庭の西南端から旧堀田邸庭園側に一歩足を踏み入れると、直ぐ目前に目指すトチの大木が枝を伸ばしていましたが、やや時機を逸しており、頭上の実はすでに落下し土にまみれていました。それでも、辛うじて枝先に残った一個を発見、足元に集めた実と共に写真に収めました。
奥は一号館、左手前は厚生園駐車場です。
色、艶共栗に似ています.小さい実はギンナンです。
(コミュニティ特派員:U)
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木村 浩朗 on 祝・金婚: この度は金婚式おめで
のらくろ on 終活で見つかった新聞記事: よくも保存されていた
のらくろ on 羽化している最中を発見しました: よく見つけましたね、
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のらくろ on 大槌町の手ぬぐいでマスク作りました: へ~、よくぞそのよう
のらくろ on 嬉しいお知らせ: そうですか、二輪層蘇
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木村 浩朗 on 池のほとり・・・: 素敵な写真をアップし