佐倉と〈里〉の四季: 2022年2月アーカイブ

暦に現れた立春の文字に促され、佐倉〈ゆうゆうの里〉から旧堀田邸庭園を少し歩いて春の気配を探ってみました。先日のブログに登場した池辺の黄色の蝋梅の傍に並んだ白梅は、一見未だ冬の裸木と変わらず開花まで少々間があるかに見えましたが、近寄ると、枝一面に芽吹いた紅い小さな鋭角の花芽の群れが迫力十分に春の鼓動を伝えています。一つ、残念ながら同じく池辺にあって毎年この時期その鮮やかな黄色が人々を魅了したミモザは、過度の剪定の結果今年はあわれ立ち枯れていました。
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食堂前中庭の左奥、樟の下にオトメツバキ(あるいはミウラオトメ?)と呼ばれる淡紅色八重咲の椿があります。この大木には、一、二輪先走って開花した蕾がありましたが、大半の蕾は未だ小さく青いまま艶やかな葉の間から多数顔を覗かせています。

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ただ、椿や梅は、日当たりや種類によって花期が異なります。隣接する旧堀田邸庭園の藪ツバキは既に落花多数、庭園西にある梅園内の白梅も一本が開花していました。

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一方、ゆうゆうの里のメイン通り、その名も桜並木通りの両側には縦横に枝を広げたソメイヨシノがひたすら早春の光を全身に浴びつつ開花の日を待っています。

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(コミュニティ特派員:U
レストラン前中庭の花壇には球根の芽がすこしずつ顔をのぞかせ始めました。本来ならチューリップの開花は、まだ先のはずですが、プランターの八重咲のチューリップは見頃を迎えています。冷凍した球根をプランターに植え付けるため、少し早い春が来たと思い、開花するチューリップです。
2022020502 (2).JPGのサムネール画像
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今年は寒いせいか、花が長持ちしそうです。皆さんも足をとめてぜひ一足早い春を感じませんか?
(入居者:M)
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