2022年7月10日 日曜日 午後1時30分
4月に2年ぶりに活動を再開した、ドレミの会・コーラス部。再開時に目標としていた、「佐倉市の合唱連盟の発表会」、その一つ、『第46回 さくら合唱の集い』に参加する日です。
2年ぶりの佐倉市民音楽ホール。私たちの出番は12チーム中、8番目。順番が近づくにつれて緊張も高まっていくのが分かります。
『次は、佐倉ゆうゆうの里 ドレミの会 コーラス部です』
アナウンスが入り、いよいよ順番がまわってきました。
・・・・
遡ること約4時間前、
午前9時30分
朝食も早々に済ませて、コミュニティーホールに集まり最後の調整です。週に1回の練習、しかも2年ぶりの大舞台、いやがうえにも緊張してきます。
先生と、一つ一つ丁寧に各パートごとに歌の確認をしていきます。
間違えたくないという気持ちから、どうしても歌詞カードに目線が落ちてしまい、声が前に出ていきません。すかさず先生から「顔を上げて、お客さんに歌を伝えるように!」と檄が飛んでハッとしました。
活動を再開した時の、皆で合唱する歓びです。もちろん間違えたくはないけど、間違わないように歌うより、楽しく歌って、その気持ちを聞いているお客さんに伝えることが一番大事です。
そして、この日の為に、毎日毎日ピアノの練習をしてくれたNさんにも感謝です。Nさんの奏でるメロディがあってこそ、私たちも全力で歌えます。
最後に皆で発表に向かう気持ちを再確認できて、本当に良かったです。
・・・・
『次は、佐倉ゆうゆうの里 ドレミの会 コーラス部です』
アナウンスが入り、マスクを外して、さぁステージへ。
曲は季節感のある夏のメドレーと、詩人・金子みすゞの詩、「わたしとことりとすずと」、「こだまでしょうか」です。
最後に歌った「こだまでしょうか」は金子みすゞの有名な詩です。
「こだま」のように人と人とはなかなか響き合えない、みんな誰でも寂しいけれど通じ合いたい、でも、心と心でつながりたいという誰もが願う気持ちが込められています。
私たちも、お客さんに、「歌う歓び」が伝わるように精一杯、歌いました。
私たちの歌はこだまのように、会場の皆さんに響いたでしょうか?きっと響いたと思います!
4月からご夫婦で新しくメンバーに加わったAさん。発表後に「本当に楽しかった」、と笑顔で言ってもらえました。これからも、一緒に頑張りましょう!
そして2年ぶりの発表会、やっぱり疲れました!今日はよく眠れそうです。
(ドレミの会コーラス部一同)
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