ゆうゆうコミュニティ佐倉: 2021年9月アーカイブ
中秋の名月の21日は雲多く当初は撮影が危ぶまれましたが、午後には次第に天気回復、月の出時刻には容易に昇ったばかりの満月を記録に止めることができました。とはいえ、赤い満月を撮っただけではもの足らず、できれば月と共に地上の建物、立ち木等を含めた画像が欲しいものです。しかし、地平線上に薄雲が残り、前日より30分近くも月の出時刻が遅れた当日の環境では光量不足を来たし、手持のカメラでは対処不能でした。これは予期せぬ出来事ではなかったので、晴天に恵まれた前日20日、予め地上の建物や森等と共に月を撮り、これを敢えて『中秋の準明月』と題して予想された翌日の不備を補う材料にした次第です。
月の出地点 下図の鉄塔向かって右(20日)左(21日)
月の出時刻 17時42分頃(20日)、18時10分頃(21日)
20日午後5時43分
20日午後5時52分
21日午後6時16分(月の左側の膨らみが完成しました)
21日午後7時27分(上空に達した月は赤みが消えました)
地球をとり巻く大気の厚さは、頭上は薄く水平方向の地平線に近づくほど厚くなる、そして天体の光が厚い大気を通過すると波長の高い赤色だけが目に届き他の色は途中で散乱して見えなくなる、これが太陽に限らず月も赤く見える理由と云われていますが、東の空に遮るものなく遥か地平線まで見渡せる場所は多くはないと思います。海抜30mに及ぶ下総台地の高みに位置する5階建ての佐倉〈ゆうゆうの里〉はこの数少ない場所の一つです。
(コミュニティ特派員:U)
国立天文台のホームページに、千葉県の月の出入りについての詳しい記載があります。千葉市を対象にしていますが、佐倉市でも十分活用できます。
この表を引用してその左端に旧暦の欄を付け足し、月の形態の変化を書き入れたものが次表の「千葉県の月の出入り2021年9月」です。こうした月の動きについては既に詳しくご存知の方も多いと思いますが、今月21日(旧暦8月15日)の月は所謂中秋の名月という特別の名称で呼ばれていることから、この機会に改めて今月の月の満ち欠けと毎日の月の出入等について確認していただければ幸いです。特に利用価値のあると思われるのは毎日の月の出時刻です。これにより肉眼での可視に関係なく月の現在位置を知り、また、月の出を前以て待ち受けることができます。
さて、佐倉<ゆうゆうの里>では地平線上に現れた直後の月が刻々上昇し天空に達するまでの過程を居ながらにして視界に収めることができます。何よりも、昇り始めの月は大気の関係から紅く輝くことを知り得るのは得難い体験です。これを可能にしたのは、佐倉<ゆうゆうの里>が下総台地の高台に位置していることにあります。海抜30mの高さからは、真東の銚子沖付近から昇る月を遮るもののない地平線上に直接捉えることができます。但し、里の東の周辺道路に何本もの樟の巨木が立ちはだかっているため、地平線に接した東の空を一望できる立見席は残念ながら3号棟東端のみかと思われます。
昇り始めた紅い月は、雲さえなければいつでも写真に撮ることは可能ですが、月を周囲の建物や木立と共に撮るには、それなりの明るさが必要です。昨年の4月8日、この日の月の出時刻は18時19分、未だ周囲の建物を撮るだけの明るさが残っていましたので、18時32分前面の鉄塔と共に、紅い月を記録することができました。
来たる9月21日夕、中秋の名月が地平線上に現れるのは恐らくは上記の月の出時刻より少し遅れた18時10分頃ですが,果たして紅い月が方位93.7°の地点、鉄塔の左側あたりから昇るのを望むことができるでしょうか。すべては、曇りがちの東の空が地平線に至るまでこの時刻に晴れ渡るか否かにかかっています。
(コミュニティ特派員:U)
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